船の停留所として利用されているようで釣り人がほとんどいない場所です。公園もあり、護岸も整備され、1日600円のコインパーキングもある場所なのに穴場的存在の理由は、海の水深が浅く底がみえてしまっているため、大きな魚はいないだろうなぁと想像できてしまうからでしょうか。ところが、魚の魚影は濃いというか水深が浅いので丸見えで、ボラ、フグ、メバルの子供の泳ぐ姿がみられます。メバリング初心者にとっては、ちょうどいい練習場所になる気がします。コウイカの泳ぐ姿を見ることもできましたので、次にいくときはエギを持参しようと思ったりもしました。ベイトも多く、ボートなどの身をひそめる場所がたくさんあるので、メバルが育つ環境が整っている感じがしました。ボートのパーク内は釣り禁止との張り紙、アワビ、サザエなどの漁は禁止などの立看板はありますが、釣り禁止とはなっていません。ただ、港といっても住宅地が隣接している場所があるので、住民の方々とのトラブルを避けるためにも、夜間釣りをするなら静かに、そしてゴミやからまった仕掛けを持ち帰るなど、マナーを絶対に守る必要があるでしょう。
駐車場があり、公園があり、トイレがあり、バーベキュー広場があり、近くにはモール「LIVIN」があり、それでいて魚が釣れると、ファミリーにはありえないほど恵まれた釣り場が「うみかぜ公園」ではないでしょうか。とてもいい場所なので、その分週末は混雑しています。ターゲットとなる魚は、メバル、アイナメ、スズキ、カサゴ、クロダイあたりでしょうか。5月21日の釣果はカサゴ5、アイナメ1でした。カサゴは25センチです。
概要:
船釣りよりも「安く」本格的な釣りができる沖堤防です。横浜の沖堤は10数種類あるので迷います。
新堤、D突堤、沖白灯、テトラ堤、沖赤灯、ハナレ、沖白堤、テトラ堤、旧赤堤、旧白堤などなどです。
特徴:
根魚を狙うのであればどの堤防でも良いと私は思いますが、釣船店に尋ねると比較的浅く根が点在する旧赤灯をすすめられます。
堤防に迷ったら釣船店に情報は集まっているはずなので、当日釣船店に聞いて選ぶと良いとおもいます。
また、沖堤防は釣りができるかどうか天候に左右されやすいので釣り当日は釣船店に状況を聞いてから出かけましょう。
釣りのポイント:
堤防は1から3メートル幅の海にある道路のような場所なので、見た目ではポイントはあまりありません。
潮の流れや海の中の根がポイントになります。潮については当日の海面を見たり、ルアーを投げて感じながら探ります。
根については雑誌や釣り船店にある情報などからも情報を集めることができますが、最新の情報は集められないので実際は当日のやりながら感じるのが良いです。
根魚を狙うのであれば、風裏のシェードになる部分がポイントです。
注意点:
初夏から秋くらいまでのチヌの季節になるとルアー釣りよりもチヌの落とし込みの釣りの釣り人が増えてきます。
チヌの釣り師は海面から海底までという上下、縦オンリーの釣りなので、縦+横の釣りのルアーフィッシングでは普通にやる堤防に沿ったコースをトレースすると怒られます。テクトロも怒られます。
沖堤防は波を防ぐのが目的であり実態として釣り人のための監視は誰もやっていないのが実状でルールはローカルルールですが、釣り場にできた独特の文化というのがあるので、
ルアーマンは当日の釣り人の有無を確認しながら釣り方は選ぶようにしましょう。
自分の釣果:
私は3月から6月くらいまでの期間でしか利用したことがないのですが、釣り方が合えば、メバル、カサゴ、シーバス等々なかなかの釣果が期待できます。
根魚を狙う場合、夜間を狙うと19時から20時半くらいまでの短時間が勝負になるのですが、その短時間で、メバル4、カサゴ1、シーバス1という日もありました。
旧赤堤の場合メバルのポイントはここだという情報があったのですが、実際に釣れる場所はその日によって違うものなので参考程度で良いと思います。
家族づれ: 沖堤防にはトイレもなく、まったくの自然ですので、ファミリー向けの釣り場ではありません。きちんと準備をしてから釣りにいきましょう。ライフジャケットは必須です。 船、渡船店などにトイレがあるのでそれを利用しましょう。